私は大学卒業と同時に、一部上場の専門商社に入社しました。

新入社員教育でのエピソード
新入社員教育でのエピソード

54歳 男性の話「私は大学卒業と同時に、一部上場の専門商社に入社しました」

私は大学卒業と同時に、一部上場の専門商社に入社しました。

その会社は、本社が大阪にあり、今で言うと正に商売人の会社でした。
そのため、新入社員教育もお客様への態度・接し方が中心でした。

その時の新入社員教育は、関西のある施設に10日間程泊まり込みで行われました。
最初に教えられたのが「お辞儀の仕方」です。
この時の新入社員教育では、「お辞儀」は単に頭を下げるのではなく、地面にお客様が置いた代金を頂くようなつもりで、腰を曲げ感謝の気持ちを持ってお辞儀する必要がある、と言うことでした。

また、次に重要だと言われたのが、人の話を聞く時の態度です。
人の話を聞く時は、ふんぞり返らずに直立して足を少し広げ、両手を前にして、そして必ず左手で右手を覆い被す様ようにして、お客様の話を聞くようにと言われました。
右手を隠すのは、一般的に右利きの人が多いので、利き手を塞ぐことによって、自分が相手に敵意がないことを示す証だと言うことです。

それまでは、この様な事はあまり意識したことがありませんでしたが、実際に新入社員教育で実践してみると、お辞儀の仕方にしろ、話しの聞く時の態度にしろ、悪い気持ちはしないことが分かりました。

実感としては、商売人は何と細かいところまで気を遣っているのだと思いました。

でも、この二つは私にしっかりと刻まれ、その後の人生にも良い影響を与えていると思っています。
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