私自身が新入社員に対して教育を行う立場だった時期もあり、中でも印象的だったのは、ある会社で編集の仕事をしていた時の事だ。

新入社員教育でのエピソード
新入社員教育でのエピソード

42歳 女性の話「私自身が新入社員に対して教育を行う立場だった時期もあり」

私自身が新入社員に対して教育を行う立場だった時期もあり、中でも印象的だったのは、ある会社で編集の仕事をしていた時の事だ。
その部署に入ってくる新人の多くは、雑誌やドラマの影響で、編集部では記事を作ったり、取材に行ったりすることをイメージしているようだった。
しかし、現実はそれらの仕事は外注がほとんどで、編集部では上がってきたものをまとめて、製版や印刷などに回し、ゲラや版下をチェックするのが主な仕事だった。
慣れてしまえば、それほど苦ではないデスクワークも、華やかなイメージと違って地味なせいか、不満げな顔をしたり、次第に手を抜いたりするようになる。そんな時に、例えば食事などに誘ったり差し入れなどをしたり、話を聞くのも重要な教育の一つであった。それでもやはり辞めていく新人もいて、最短では2日でいなくなった人もいた。
編集の仕事は時間との戦いで、初めは戸惑うことも多いのだが、数ヵ月後、仕事が一人前にこなせるようになった頃に、何か一つ、責任のある役割を与えて、それをきちんと遂行する姿を見るのも、新入社員に教育をする側の醍醐味の一つだと思っている。
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